
安い家が、本当にダメな理由。
「あの会社、坪単価30万円で家が建てられるって!」
「1,000万円以内でマイホームが手に入る!」
家づくりを始めたばかりの方にとって、こんな広告って魅力的に映りますよね。
でも、私はあえて言いたい。
安い家には、必ず“理由”があります。
そしてその理由の多くは、あなたの未来の暮らしにマイナスとなって返ってくるものです。
今日は、私が現場で実際に見てきたリアルを交えて、「安い家がダメな理由」をお伝えしたいと思います。
1. 安い家は、光熱費の罠にはまる
「初期コストが抑えられた!」と喜んでいても、数年後に気づくことがあります。
それが、高すぎる電気代・ガス代。
断熱材が薄い・隙間だらけの家は、夏は暑く冬は寒い。
つまり、エアコンや暖房に頼りっぱなしになります。
初期費用は安くても、10年20年で見たら、ランニングコストは高くつく…これが「安物買いの銭失い」です。
2. 見えない部分が削られている
安い家ほど、「パッと見は立派」でも、床下・壁の中・屋根裏など、見えない部分で手が抜かれています。
たとえば構造材の細さや、断熱施工のムラ。耐震性能や寿命に直結する部分が削られていたら…
これはもう、“安い”のではなく、“危ない”家です
3. 「標準仕様」のトリック
よくあるのが、「坪単価〇万円」だけ見て契約し、あとから追加費用で青ざめるパターン。
水回り・外構・照明・カーテン・地盤改良…ぜんぶ別途。
気づいたら、「安いと思っていた家が結局高くついた」ということも珍しくありません。
4. 暮らしやすさが犠牲になっている
価格だけを優先した家づくりでは、間取りも動線も「コスト優先」で決められます。
・収納が少ない
・家事動線が悪い
・音が響きやすい
住んでからじわじわストレスになるのが、「快適さ」を考えなかったツケです。
5. 安い家は資産価値が下がりやすい
「今さえ良ければOK」と思って建てた家は、10年後、20年後に売却・賃貸に出そうとしても、価値が残りません。
構造や設備に魅力がないと、中古市場でも選ばれにくく、結局「負債」になることも。
6. 職人の手間が削られる
安さの裏には、現場の時間短縮・人件費カットがあります。
クロスの継ぎ目、ドアの立て付け、床の水平…。丁寧にやれば仕上がりは全然違いますが、安い家ではそこにかける時間がありません。
家は「完成してからが本番」。手抜き工事は住み心地に如実に現れます。
7. アフター対応が弱い
安い家を建てる会社ほど、保証やメンテナンスが手薄です。
何か不具合が出ても「それは有料ですね」「それは当社では対応していません」では、住まい手にとって不安ですよね。
8. 安さの裏に理念が見えない
「企業努力で安くしてます!」という会社もあります。
でも、安さを売りにしている会社の多くは、“理念”が見えてきません。
「この会社は、どんな家を建てたいと思っているのか?」
「10年後、家族にどう暮らしていてほしいのか?」
そのビジョンが見えない家は、どこか心がこもっていないのです。
9. それでも“安さ”を求めますか?
予算に限りがあるのは当たり前。無理して建てる必要はありません。
でも、「どうせ建てるなら安い方がいい」というだけの理由で家を選ぶと、あとで取り返しがつかないことになるかもしれません。
住宅は、「人生で一番高い買い物」ではなく、「人生で一番長く使う買い物」です。
明工建設が考える“本当の価値”とは
私たち明工建設では、「安さ」よりも「価値」を重視した家づくりをしています。
・住んでから光熱費が抑えられる
・20年、30年経っても快適
・家族のつながりを大事にした間取り
・メンテナンス性まで考えた設計
「あの時、安さに流されなくてよかった」
お客様からそう言っていただける家を、これからもつくっていきたいと思っています。
「安い家が本当にダメな理由」──それは、未来の暮らしを犠牲にしてしまうから。
大切な人と、大切な時間を過ごす場所だからこそ、“価格”ではなく、“本質”で選んでくださいね。
それでも価格を重視したい!って方向けに、明工建設ではいくつか、安価でも高性能な家のご提案があります。
良かったらそちらもご覧くださいね^^
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